本講習会では、ロボット用ミドルウェア(RTミドルウェア)を活用してロボットのソフトウェアを開発する手法について紹介し、その具体例について実習を通し て学びます。また、RTミドルウェアを開発された講師をお招きし、ロボットを取り巻く将来のソフトウェア技術動向についてご紹介します。
ロボット用ミドルウェアは、ソフトウェアを分割し、かつ、相互に通信させるための基盤を提供します。ここで注目するロボットは、周辺の状況などから動作を調整する、より自律性が高いロボットです。工場で決まった動作を繰り返すようなロボットと異なり、自律的なロボットのソフトウェアは、制御、認識、コンテンツ等の課題の複雑性や、計算機性能の制約から、複数の計算機に分担して実行されます。ロボット用ミドルウェアは、このような実行に際し、開発スピードを向上させるための重要なキーテクノロジーとなります。
本講習では、受講者がC++言語によるプログラミングを行えることを想定しています。ノートPC等の機材の持ち込みは不要です。
Web申込みフォームをご利用いただくか、申込書に所定事項をご記入の上、ファックスでお申し込みください。
日時
平成30年7月24日(火)13:00~17:00
場所
東京都江東区青海2-4-10
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター 本部
定員
10名
申込締切
平成30年7月17日(火)
※定員を超えた場合は期日前に締め切ることがあります。
受講料
3,000円(消費税込み)