ビッグサイト社会実装トライアル

社会実装トライアル支援事業 (東京ビッグサイト(株)との共同研究)

業務の効率化、少子高齢化、国際化対応など、サービスロボットが必要とされる状況はますます増えていますが、サービスロボットが実際に稼働するケース、事例は日常生活で身近に感じることはまだまだ少ない状態です。
サービスロボットとはどのように利用されるのか?はたして役に立つものなのか?といった疑問をお持ちの方もまだまだ多いことと思われます。

そこで、東京ビッグサイト様と、都産技研が、東京ビッグサイトで行われている実際の仕事に複数のサービスロボットを利用し、 運用を実践することで、知見の獲得、課題の整理とともにどの程度の効果が得られるのかを、費用面を含めて検証を行う事業(共同研究)を実施しました。

これらの事例、ノウハウを公開することにより、サービスロボットの普及の推進を実現することが目的としており、2019年11月から2020年3月末にかけて、実際の業務に「案内ロボット」、「警備ロボット」、「清掃ロボット」、「運搬ロボット」の4種類のサービスロボットが東京ビッグサイトの施設内で稼働いたしました。

社会実装トライアル支援事業

社会実装トライアル支援事業

東京ビッグサイト㈱のサービスロボット実装状況

サービスロボットの社会実装システムの構築

各ロボットの稼働場所
① 案内ロボット「Siriusbot(シリウスボット)」
     エントランスホール入口(案内所手前)で、ビッグサイト内外のご案内を行いました。
② 警備ロボット「Perseusbot(ペルセウスボット)」
     エントランスホールにて、昼間は入口奥右側で立哨警備を行い、照明がおちた夜間は警備員と一緒に巡回警備を行いました。
③ 清掃ロボット「Debris(デブリ)」
     南棟連絡通路(長さ約180m)にて、毎朝午前8時から清掃を行いました。
④ 運搬ロボット「サウザー」
     南棟ゴミ集積所から西棟の周囲を回って廃棄所まで片道300mの距離を、作業員の方の後ろについて、ごみを積んだコンテナを牽引して往復し運搬を行いました。

下記の動画はビッグサイト様内でロボットが各々の稼働場所で作業を行っている模様です。

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