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11月29日(水)~12月2日(土)
2023 国際ロボット展(iREX2023)に出展しました。

2023年12月18日

11月29日(水)~12月2日(土)の4日間にかけて、東京ビッグサイトにて、世界最大規模の「2023国際ロボット展(iREX2023)」が開催されました。


日本ロボット工業会と日刊工業新聞社が主催する今回の「2023国際ロボット展(iREX2023)」は、今回で25回目の開催を迎え、出展規模としては、国内外から計654社・団体が出展し、海外からも121社が出展という、過去最大規模の展示会となりました。

開催初日から、すでにこの賑わいぶりです。世界最大規模だけに多くの人が今回の展示会に注目していると伺えました。
サービスロボットの展示は、東7・8HALLがメインです。

会場は、昨年度と同様に、「リアル会場」「オンライン会場」のハイブリッドでの開催。現地での参加が叶わなかった人も、会場の雰囲気を存分に体感できたのではないでしょうか。


『ロボティクスがもたらす持続可能な社会』がテーマの中、都産技研では「ロボット+5G事業に関する“川上から川下までの成果物”を一気に展示!」というコンセプトに基づき、「産業向けサービスロボット提案ゾーン」「共通プラットフォーム提案ゾーン」「ソフトウェア・システムソリューション提案ゾーン」「生活向けサービスロボット提案ゾーン」「要素技術提案ゾーン」という5つの提案ゾーンを用いて、全29社※・36種類の成果物展示を、実演・プロモーションビデオ・パネルなどを用いて大々的に発表いたしました。(※都産技研含む)

オープニングのご挨拶では、都産技研のロボット技術グループが誇る「チリンロボット(追従・自立移動案内ロボット)」「MiniTauurus(追従・自走式搬送ロボット)」「Libra(次世代型自律移動案内ロボット)」を前に都産技研の事業内容をご紹介させていただきました。


そして、分野ごとに展示された各ブースでは、企業や研究機関の方々をはじめ、小さなお子様から学生さんまで、そして今年は特に外国の方も多くみられ、幅広い方々にお越しいただき、大盛況となっておりました。

◆「産業向けサービスロボット提案ゾーン」

様々な場面でたくさんの作業を自動化してくれるロボット達が一挙勢揃い。人の手や足、目に代わって、業務を支援。現場での人手不足の解消、効率化が期待されます。

◆「共通プラットフォーム提案ゾーン」

ロボットの要素基盤を展示し、開発の効率化や新たなサービス進化となるベースプラットフォームやシステムプラットフォームを提案いたしました。ロボット産業の広がりささえる提案を、多くの方が興味を持っておりました。

◆「ソフトウェア・システムソリューション提案ゾーン」

サービスロボットして社会に組み込まれ、利用され続けていくためには、ハードウエアのみで実現する事はできません。様々な環境を想定し且つ利用シーンに適合させるソフトウエアやシステムインテグレーションを、このゾーンでは提案いたしました。目に見えるロボットと具体的な利用シーンをつなげる「ソフトウェア・システムソリューション」は、ますます重要な役割を担っていきます。

◆「生活向けサービスロボット提案ゾーン」

生活向けサービスロボットのゾーンでは、学校や家庭、また公共施設での使用など、皆様の身近なところでお手伝いできるロボットを展示させていただきました。移動・案内・配膳・服薬・見守り・教育など、高齢化や人手不足が深刻となる様々な分野においてロボットが行う支援を、ご来場者に体感いただきました。

◆「要素技術提案ゾーン」

ここでは、都産技研ロボット技術グループが長期的視点に立って取り組んでいる要素技術研究内容を展示いたしました。サービスロボットの安全性に関して、三重ロボット外装技術研究所様との共同展示を行うなど、新たな訴求も行ないました。サービスロボットを実現するための要素技術にふれていただく事で、ロボット社会の進展を、ご来場の方々それぞれが想像したのではないでしょうか。

4日にかけて行わせていただいたセミナーでは、実際にロボットを動かして動作デモを折り込みながらの講演となり、多くのお客様の目に留まっていただけたようで、皆さん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

都産技研では、今後もロボットを活用したサービス提供を目指す中小企業の支援をサポート。企画から製造まで、どの段階からでも解決のお手伝いをさせていただきます。またサービスロボット事業化交流会も行っており、開発会社様とロボットの利用を希望する企業様とのマッチング支援なども行っております。
ロボット利用にご興味があるユーザーの皆さまからのご相談をお待ちしています。

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