本講習会では、ロボット用ミドルウェア(ROS Melodic)を活用してロボットのソフトウェアを開発する手法について紹介し、その具体例として自律走行ロボットを開発します。
ロボット用ミドルウェアは、分割されたソフトウェアを、相互に通信させるための仕組みを提供します。自律的なロボットのソフトウェアは、ロボットが認識、計画、動作を行う際に、多数のソフトウェアを並列的に実行します。ロボット用ミドルウェアは、このような実行に際し、開発スピードを向上させるための重要なキーテクノロジーとなります。
自律走行ロボットの開発には、ROSで商用利用可能なオープンソースを用いて作成します。さらに機能拡張や改良を行うことで、ROSの基礎と用途に応じた自律走行ソフトウェアの開発が習得できます。
本講習会では、受講者がPythonまたはC++言語によるプログラミングを行えることを想定しています。
講習で使用するソフトウェア環境を持ち帰られたい場合には、事前にご相談下さい。必要機材をご紹介致します。
日時
2020年12月3日 木曜日から12月4日 金曜日 (2日間)
10時00分から17時00分
講師
東京都立産業技術研究センター
ロボット開発セクター 職員
場所
東京都江東区青海2-4-10
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター 本部
応募資格
原則として都内中小企業の方(都外の方でも東京に本社、事業所等があれば応募できます。)
定員
10名
受講料
8,500円(消費税込み)
申込方法
Web申込みフォームをご利用いただくか、申込書に所定事項をご記入の上、ファックスでお申し込みください。
応募締切
2020年11月26日 木曜日
受講の可否
受講予定者には受講料払込書を郵送致します。
定員等の関係で受講をお断りする場合は、電子メール・電話・FAX等にてご連絡いたします。
【新型コロナウイルス感染防止対策へのご協力のお願い】
ご来場の際には必ずマスクの着用および弊センター備え付け消毒液で手指消毒のご協力をお願いいたします。