サービスロボットの共同開発事例

販売元:有限会社ソリューションゲート子供に勉強を教えるロボット「ユニボ先生」

対話形式で子供に算数を教える先生ロボット

塾や学校などの教育分野で多くの映像コンテンツを制作してきた有限会社ソリューションゲートが、都産技研と協力して、小学生に対して算数を教える先生ロボット「ユニボ先生」を開発しました。世代別人口が減少していく状況で、教育現場でも先生としての人材確保が難しくなってきています。先生ロボットは、この問題を解決する可能性が期待される、新しい技術とサービスです。
※ロボット本体は、ユニロボット株式会社の「ユニボ」を使用しております。

製品の特長

最大の特長は、子供と対話しながら算数を教えることです。子どもの「できた」「できなかった」のような発話に応じて、ほめる、励ますなどの発話をしながら、理解状況に応じて、適切な学習指導をします。コンテンツは、ロボットに適した内容を検討し、約4000本の動画を開発しました。

全ての教育分野に対応

今回は算数のコンテンツを用意しましたが、開発したシステムは、すべての教科内容に対応できるだけでなく、社会人教育や、製品教育など、あらゆる教育分野に対応できる仕組みを持っています。

応用分野

ユニボ先生は、セミナーの講師、商品説明、イベントサポートなど、広い分野に展開できます。2020年には、岩手医科大学様からのご依頼で。呼吸機能検査員をユニボ先生が代行する仕組みを開発し、また、ビッグサイトで開催された「日米ガン撲滅サミット」では、司会のアシスタントとして登壇した先生に質疑応答する役割を果たしました。

その他の機能

ユニボ本体は、カメラ、マイク、人感センサーなどを備えており、オプションでNFCリーターを備えることもできます。これらを活用することで、感情認識した結果を発話内容に反映させることや、非接触でのコミュニケーションやサービスを構築することが可能です。

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