サービスロボットの共同開発事例

販売元:iPresence合同会社テレプレゼンスアバターロボット

「今いる場所から世界を旅する」テレプレゼンスアバターロボット

iPresenceと都産技研が共同研究開発を行なったのは、ロボット技術と遠隔コミュニケーション技術を融合させた、全く新しい体験(エクスペリエンス)を提供するアプリケーションです。このアプリケーションは、通信可能なテレプレゼンスアバターロボット(以下、テレロボ)を配置するだけで、コミュニケーションの幅を飛躍的に拡大させることが可能。テレロボを遠隔で操作することで自由に観光地を巡ること(バーチャル観光)ができたり、自宅から実際に訪れたようなリアルなショッピングを楽しめたりと、その可能性は無限大です。コミュニケーションを必要とするあらゆる業界、プロモーション活動にも大いに活躍が期待されます。

製品の特長

リアルタイム

離れた場所にいるテレロボを通して、実際の現場を見たり、そこにいる人々と会話をすることが可能。既存のプロモーション動画などにはできない「今」を切り取ったリアルな体感をすることができます。

互換性

あらゆるテレロボに搭載可能なアプリケーションとして開発を進めています。

リモート操作

遠隔でリモート操作できる自律型テレロボに搭載することで、まるでその場所にいるかのように自由なアクション・コミュニケーションが可能です。

URL同時共有

同一画面内で接客側と顧客側がURLを共有することにより、観光施設や店舗の情報をより明確に伝える事が出来、また同時にECサイトを利用したオンラインショッピングも可能です。

テレポート

テレロボを介して多数の空間へ、自由自在にアクセスし、遠隔地にいる人とコミュニケーションを取ることができます。

その他の機能

活用するシーンによってあらゆる使い方ができる製品です。介護の現場であれば、レクリエーションや見守りに。教育現場・オフィスでは、自宅にいながら教育や仕事が可能に。住宅や大学のバーチャル見学や、オンラインショッピングでの接客サービスなど多種多様な用途で活用いただけます。

3者間通話

セッション内に通訳者などの第3者を含める事で、海外のお客様や海外へアクセスしたい方にもご利用いただける仕様となっております。

活用シーン
ECサイト・観光施設・美術館・博物館・ショッピングモール・オフィス・イベント会場・スポーツ会場・大学・教育現場・介護施設・科学館 など
仕様
対応テレロボ:
米Revolve Robotics社製KUBI
米Double Robotics社製Double
米temi社製temi
想定価格
システム利用料:25,000円~
テレロボ導入費用:
temi:599,500円~(iPresence合同会社販売価格)
KUBI:99,000円~(iPresence合同会社販売価格)
Double3:649,800円~(iPresence合同会社販売価格)
※テレロボはリース、月額レンタルも可能です。

開発企業からのメッセージ

もともと遠隔コミュニケーションの事業に携わっていた私は、ARやVRなど今までなかった新しい体験(エクスペリエンス)を探していました。そこで出会ったのが、遠隔コミュニケーションとロボット技術を組み合わせたテレプレゼンスアバターロボットという概念でした。そこで卓上版の「KUBI」と自走式の「Double」という2つのロボットに着目しました。

この異なる体験を実現できるロボットから着想を得て、あらゆるロボットに搭載できる独自の通信プラットフォームを創り上げることを目的に、都産技研様とタッグを組み研究開発がスタートしました。一番大変だったのは、事業化へどうつなげるかという部分。都産技研様とは技術面でのアシストはもちろん「どう事業を推進していくか」という問題に対し、相談・サポートしていただきました。観光ロボットとしての事業化に加え、現在はイーコマース事業での利用も含め事業化を推し進めています。教育や医療分野への利用の可能性など、まだ馴染みがないこの素晴らしい体験を、日本中へ波及させていきたいと思います。

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