サービスロボットの共同開発事例

株式会社ショウワ調理支援ロボット

ハンバーガー調理支援ロボットシステムの開発

株式会社ショウワを中心に共同研究を行い「ハンバーガー調理支援ロボットシステム」の開発に取り組んでいます。
ハンバーガーを調理するにあたって三段階の工程があり、複数で調理するため人数が足らず回らないといったことが原因で大手ハンバーガーチェーン店では人手不足を解消するため、自動化にすることはできないのかという発想がきっかけで誕生したのがこのロボットシステムです。

製品の特長

工夫した吸引力

バンズに付着しているゴマなど吸い込んでしまうので周りに空気を噴出して真ん中を負圧にして吸引しているため入っていかないようにしたこと

1つのロボットで複数作業の実現

パンとペーパーをそれぞれ取り出し、調理の模擬を行い、受取り位置でそれぞれ受け取れるようにすることができる

活用シーン
  • ハンバーガー調理時のバンズ焼成工程
仕様
本体サイズ:2200mm(幅)×1700mm(奥行)×1600mm(高さ)
重量:400kg
想定価格
600万円

開発企業からのメッセージ

今回開発するにあたってペーパーが軽すぎて空調の風でも飛んでしまうことから最後まで課題でしたが、いかにペーパーを飛ばないよう工夫して二回、三回と開発を繰り返し、やっとここまでたどり着くことができました。
都産技研様にはシステム仕様書の作成やリスクアセスメント面など技術面でアドバイスを多数頂きました。
今後はいろいろな案件に対応できるようにシステムインテグレータのような動きをしていきたいと考えています。
ファストフード店においてスタッフと協働で食品を製造するロボットシステムを開発中です。
人手不足の解消に貢献できるように事業化を目指しており、今後は横展開してピザチェーン店などにも展開出来たらなと思います。

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