東京都立産業技術研究センター

ロボット産業活性化事業

中小企業との共同開発事例

プロアクシアコンサルティング株式会社会話・翻訳システム

「ロボットが世界中の会話をつなぐ」会話・翻訳システム

これまでスマホやパソコンを利用した会話技術に携わってきたプロアクシアコンサルティング株式会社が、訪日外国人の増加という背景を受け、今回はじめてロボットを利用した「会話・翻訳システム」の開発を都産技研と協力して行うことになりました。目指したのは、どのロボットにも搭載でき、スムーズに会話が成立する翻訳ソフトウェア。多人数でも、様々な言葉が飛び交っても、瞬時に翻訳を行い、コミュニケーションを成立させるシステムで、導入が容易なクラウドサービスとして提供する予定です。日本の観光業が活性化し、人と人のコミュニケーションがさらに発展するために開発が進められた未来の技術です。
※本システムには、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)の各エンジンを利用しております。

製品の特徴

音声認識・翻訳機能

「日本語⇔英語」「日本語⇔中国語」「日本語⇔韓国語」など、人の発する声を自動で認識して、瞬時に翻訳を行います。音声を独自のアルゴリズムで圧縮しクラウドサーバで処理をすることで、翻訳までのタイムラグが少なく、スムーズな会話を実現することが可能です。

多言語対応

現在、日本語・英語・中国語・韓国語の4言語に対応しています。固有名詞を追加登録する事で利用場所や利用シーンに特化したチューニングを行うこともできます。
今後、ニーズが高まれば、他の言語にも対応していければと考えています。

互換性

あらゆるロボットに搭載可能なソフトウェアを目指しました。また、ロボットに合わせた声色のカスマイズが可能なので、キャラクターロボットなどへの展開も容易です。

その他の機能

移動型のロボットに搭載すれば、施設内誘導や美術館などでの解説案内などを行うことができます。スポーツの国際大会などの会場に案内ロボットとして配置したり、外国人がよく集まる飲食店の受付に配置するなど、様々なロボットと組み合わせることで、利用シーンは拡大していきます。

活用シーン
ホテル・観光施設・美術館・博物館・ショッピングモール・飲食店・空港・駅・イベント会場・会議・教育現場・研究機関 など
想定価格
未定

開発企業からのメッセージ

ハンズフリーで、ストレスフリーな、多言語翻訳・会話ロボット。そんな理想を実現するために様々な課題に挑戦しました。その中のひとつが、雑音が多い場所での利用。人は誰かと会話をはじめると、自然に外部の雑音をシャットアウトします。しかしロボットはすべての音を拾い認識してしまいます。その感度をどこまで調整していくかあらゆる実証実験を重ねました。その際に、実験施設の利用やデータの提供など都産技研様にご協力いただきました。他にも商品化に向けた様々な課題へのご相談もさせていただき、理想に近いソフトウェアを開発することができました。これからさらに機能追加することでアップグレードさせ、上記のシーンはもとより私達の思いつかないような場所やシーンでも利用が広がり日本観光業界のインバウンド戦略を一層活性化させる一助になれればと思っています。私たちのソフトウェアが、世界中の異文化交流を発展させるソリューションになれば嬉しいです。

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