東京都立産業技術研究センター

ロボット産業活性化事業

中小企業との共同開発事例

株式会社プラネックス美術館案内ロボット

「世界中の人々に北斎の魅力を届ける」美術館案内ロボット

墨田区が運営する「すみだ北斎美術館」の常設展示室にあるコーナー概要や鑑賞機材の利用説明などを行う案内ロボットを、株式会社プラネックスと都産技研が共同で研究開発しています。「美術館に来た人により楽しんでいただくため」「外国人観光客に北斎の魅力を伝えるため」墨田区と協力して、“楽しく優しいおもてなし”を実現するロボット開発を目指しています。観光地としての人気が高い墨田区。「すみだ北斎美術館」への案内ロボット導入を機に、様々な観光施設にロボット技術の導入を検討していく予定。エンターテイメント性とホスピタリティを併せ持つ「案内ロボット」の開発により、墨田区が「ロボット立国」として世界中に注目を集める観光地に成長していくことを目標としています。

すみだ北斎美術館での事前テスト時の模様です。
※12月に、同美術館での第二回目の実証実験を予定しています。

製品の特徴

多言語対応

多言語に対応し、訪日外国人への案内・解説に役立ちます。1台導入するだけで、様々な国々の方々に対応できるので、解説機器の導入費用や人件費を抑えつつ、高い接客パフォーマンスを実現できます。

先導型自律移動

自動でお客様を誘導し、作品の解説・案内を行うことができます。バッテリー式で、2~4時間の稼働が可能。現在、自動充電を行うシステムを考案中です。

その他の機能

案内情報をカスタマイズすることで、あらゆる商業施設、観光施設での利用が可能です。国際イベントや観光地で案内ロボットとしての活躍が期待できます。

活用シーン
美術館・博物館・観光施設・案内カウンター・工場見学・駅・空港・イベント会場・スポーツ会場・商業施設・建築現場 など
仕様
サイズ:1,015mm(H)×610mm(W)×680mm(D)
重量:25㎏
駆動時間:約2時間
想定価格
開発中の為、検討中です。

開発企業からのメッセージ

もともと私たちは安全教育のビデオ制作などを行っている会社ですので、今回がロボット産業へは初のトライとなります。専門チームを組織し、都産技研様から提供していただいたロボット技術をベースに開発を進めていきました。特にこだわったのは安全性の部分。ぶつかった際、圧力が逃げる筐体構造。けがを未然に防ぐシステムや重量の調整。防火素材を使用し、人が触れた際の材質にもこだわりました。その際、都産技研様の安全性に対する技術・ノウハウがとても役立ちました。今回開発を行った案内ロボットは、美術館だけでなく様々な用途で活用が期待できます。特に観光地での案内に重宝する技術なので、墨田区はもちろん日本の観光産業の活性化に貢献できれば嬉しいです。さらに、このロボットをベースに、私たちのコア事業を組み合わせ、安全教育ロボットを開発していきたいと思っています。建築現場などで安全情報を教育・監督するロボットが人の命を守っていく。そんな技術に応用できたらいいなと思っています。

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